昨年１２月にアクリル画家デビューを果たし、アクリル画を描いてきました。
現在手元にある１１点の中から、完全に私の「なんとなく」のタイミングではありますが、ようやくショップにお目見えとなりました。

アクリル画家としての名前は　ＡＬ（アル）
私が使うアクリル絵の具は不透明で色を重ねると下に描いたものたちは見えなくなります。
色としては見えないけれど、絵の具の盛り上がりや厚みなど、重ねた質感が感じられたり、薄く塗り重ねて一見表面の色や線しか見えなくても、その下には、先に私が描いたものたちが,
確かに「在る」んです。
表面に見えなくても、私しか知らない色や線が在る。
初めてアクリル画を描いた時、このことが、何だかとっても不思議で新鮮で斬新で衝撃でした。
私の初作には、名前のサインは入っていません。
「完成したらサインを入れましょう」と言われた時に、自分の名前を入れるのは「なんか違う」と思って、かといって何を描き入れたら良いかも分からず、拇印のようなサインにした覚えがあります。
その帰路の電車の中で「AL」の文字が見えました（視えたというか感じたというか…文字が直接来た）
その後、アルと読むのか…あぁ、アルは有る・在るに通じるのねと、合点が行ったというか、納得しまして、画家名をALにしました。


前置きが長くなりましたが、こちらを描いた時の私は、とにかく白を使いたかった。
沢山の白に、お気入りの色たちをちょこっとだけ加えて、
ふんわりほんわか、夢かわいい雰囲気を描いてみたかった
「何か共通点を」と、こちらの作品を描く時に使った沢山の色たちには、
全て「白」を混ぜてあります。
最後に描き入れた金と銀にも、サインにもすべて。

描き上がったものの、特にタイトルが浮かぶこともなく、しばらくいつも目に入る所に飾っては愛でていましたら、急にタイトルが見えました（例によって文字で直接脳に届く感じ）

知路

「しろ」

この絵のことだ

と、一瞬で理解しました。

上下左右その時々で向きを変えて眺めて見たら
あなたの行く道の　魂の路の　導や標となる御言葉が
聴こえてくるかもしれません

白を以て己を知る

意味は分かりませんが、今、こんなフレーズもきこえてきましたよ✨

ふんわりほんわかしているけれど
実はとっても強くてしなやか

これを書いている今は、そんなエネルギーを感じる作品です。


サイズ　128×177ミリ　厚み19ミリ

ニスで仕上げてありますが、アクリル画ならではの表面のヒビがあります。
額装やイーゼルは付きません。
発送はクリックポスト・レターパックライトよりお選び下さい。